最果て写真館2

 魯迅は作品中に「もともと地上に道はない 歩く人が多くなればそれが道になるのだ」という名言を残した。でも盲腸線の最果ての先は、もう道がない。たまらない、行き着くところまで行き着いてしまった感。
 理由はいらない。いざ、最果て。



飯坂温泉駅(福島交通・飯坂線)

 奥州三大名湯、飯坂温泉の最果て。
 タッキーの義経のポップがあった。


扇町駅(JR東日本・鶴見線)

 海芝浦駅に隠れた存在の最果て駅、扇町駅。
 オーソドックスな最果て。


海芝浦駅(JR東日本・鶴見線)

 海と工場の敷地に囲まれた、最果て。駅舎内部の写真を撮ろうとしたら、改札にいた警備員に怒られた。


小島新田駅(京浜急行・大師線)

 川崎大師を越して、地味に最果て。


久里浜駅(JR東日本・横須賀線)

 駅を出てしばらくレールを追っていくと、住宅地のなかにひっそりと最果て。
 草ぼうぼう。これぞ最果ての王道。


三崎口駅(京浜急行・久里浜線)

 久里浜から京急に乗り換えて、三浦半島の最果て駅。
 先にトンネルがあっても、最果て。


浦賀駅(京浜急行・久里浜線)

 三浦半島、もうひとつの最果て。


奥多摩駅(JR東日本・青梅線)

 東京都の秘境地帯、奥多摩。他とは一線を画した、曲がりながらの最果て。


武蔵五日市駅(JR東日本・五日市線)

 青梅線から分岐して、高架の最果て。


伊豆急下田駅(伊豆急行)

 踊り子号が送迎する、観光地っぽい最果て。
 イズ・ダンサーの代わりに、車輪。


こどもの国駅(横浜高速鉄道・こどもの国線)

 こどもっぽくはないが、最果て。


大湊駅(JR東日本・大湊線)

 下北半島、山をバックに雄大な最果て。


修善寺駅(伊豆箱根鉄道・駿豆線)

 弘法大師が湧出させ夏目漱石も愛した温泉近くの、最果て。


ホームに戻る