最終日。両毛線の朝一に乗って新前橋駅で乗り換え。大前駅行きの吾妻線に乗る。
最後の方に残っていた乗客の殆どは万座・鹿沢口駅で下車し、終点の大前駅で降りたのは僕を含めて3人。ちなみにこの駅では一日に登り下りともに5本の発着しかない(それでもこれより発着列車が少ない駅、俗に言う「秘境駅」というのもこの世には存在するから鉄道は奥が深い)。大前発の列車には結構な人数の乗車があった。 |
吾妻線の帰りに長野原草津口で途中下車。
とある駅前のお土産屋の看板。 「店員はなまけています。ご自由にお入り下さい。」 営業時間外(午前9時半頃)だったのだろうか、店員が怠けているどころか開いていなかった。 駅の自動販売機で「鉄道浪漫珈琲(鉄道メダル付き)」を買って飲む。味は別にして鉄道の旅にはピッタリな名前だ。 |
渋川駅で上越線に乗り換える。落書きがひどい。
写真では確認できないが電話ボックスの上の可愛げな鬼も頬に落書きされていた。 |
「無事かえる」と書かれた置物。無事帰るという割になんとなく寂しい。 |
長岡で信越本線に乗り換える。小諸駅とは比べるまでもなく立派な駅舎だが、ホームの階段から駅構内に鳩が乱入。 |
以上で、三泊四日、工場見学兼鉄道の旅の記録は終了である。 今回は鉄道の旅とは言ってもこの手の旅に付き物の「夜行快速列車」の登場が皆無だったため、肉体的な疲労・消耗は殆どなかったと言って良い。是非機会があればこれについても紹介したいと思う。 さて、旅のテーマとも言うべき「日本全国駅前巡り」だがこれは北海道のローカルテレビ局、HTB制作の番組「水曜どうでしょう(秋田出身の僕が見ていたのは「どうでしょうリターンズ」という番組だった)」の影響を色濃く受けている。僕をこの種の旅に目覚めさせたのは紛れもなくこの番組である。最近、Web上でも見られるようになったらしいので是非、興味のある方はこちらの方も観ていただきたい。 |