特別企画・2 今日の占いカウントダウン選手権

 運勢というものは果たして本当に世の中全員に平等に、かつ周期的に変動しているものなのだろうか?ある朝、半分寝ぼけながらいつも通り「めざましテレビ」を見ていてふと疑問に思った。これは使える。用意するものはメモ帳とボールペンのみ。平日は毎朝決まった時間に目が覚めるので特に苦労することもないだろう。早速、低予算の(というか全くカネがかかっていない)特別企画として立ち上げることにした。題して「今日の占いカウントダウン選手権」。
 これは2002年5月20日から6月23日の5週に渡って「めざましテレビ」の一コーナー「今日の占いカウントダウン」「週末占いカウントダウン」の記録を整理し、実態を検証したものである。今回のこの企画が僕と同じような疑問を持った人たちの謎を解く手助けになれば幸いだ。



 先ず始めにルールから。
 「今日の占いカウントダウン」では星座毎に今日の運勢を占い、1位から12位まで順位をつけている。この順位によってそれぞれの星座にポイントを与え、5週のポイントの総計が最も多い星座をチャンピオンとする。ポイントは次の通り。

  1位…20ポイント
  2位…16ポイント
  3位…14ポイント
  4位…12ポイント
  5位…10ポイント
  6位…8ポイント
  7位…6ポイント
  8位…5ポイント
  9位…4ポイント
  10位…3ポイント
  11位…2ポイント
  12位…1ポイント

 なお、「週末占いカウントダウン」については占いの有効期間が2日間に渡るということを考慮して通常よりもそれぞれ1.5倍したポイントを与えるものとする。これについてもきちんと書くと、

  1位…30ポイント
  2位…24ポイント
  3位…21ポイント
  4位…18ポイント
  5位…15ポイント
  6位…12ポイント
  7位…9ポイント
  8位…7.5ポイント
  9位…6ポイント
  10位…4.5ポイント
  11位…3ポイント
  12位…1.5ポイント

である。
 また、同一ポイントで二つ以上の星座が並んだときは1位になった回数が多い方を上位とする。1位の回数も同一だった場合は2位の回数が多い方、これも同じ場合は以下同様にして3位、4位の回数で見ていく。



Week 1
↑クリックすると拡大して順位変動表が出てきます。  では本編に入ろう。
 記録を初めて一日目、記念すべき1位第一号は双子座、不名誉(?)な12位第一号は蠍座だった。
 第一週、順位的には牡牛座、獅子座が一度も二桁の順位を記録せずに堅実なスタート。逆に牡羊座、蠍座、魚座は6日のうち半分の3日で二桁の順位となった。
 第一週を終えた時点での総合ポイントランキング1位は乙女座。一度最下位を記録するも、1位一回、2位一回、週末占い4位でこれを十分に挽回した。この時点での総合ランキング2位蟹座(何を隠そう僕は蟹座だ)は週末占いでの1位30Pが利いての浮上。逆に金曜までの1位、射手座はここで3Pしか獲得できなかったのが響いた。やはり週末占いの1.5倍のポイントは明暗を分ける一つの要素となりそうだ。
 ※ポイントランキングの推移は最後の方にあります。

Week 2
↑クリックすると拡大して順位変動表が出てきます。  時期的に誕生日が重なる双子座。これが幸いしているのか、堅実に一桁の順位をキープ。前週不振だった牡羊座も1位一回、2位一回を含め全ての曜日で一桁。
 総合ランキングで首位に立ったのは天秤座。二度二桁を記録したものの、週末1位と2,3,4位をそれぞれ一度ずつ記録しポイントを固めた水瓶座が僅差の2位につける。魚座は低迷が続き、この時点で首位と二倍近いポイント差となってしまった。 

Week 3
↑クリックすると拡大して順位変動表が出てきます。  やはり誕生日の星座は強いのだろうか。双子座がこの週も依然一桁の順位をキープ。これで第一週から16日連続一桁である(翌週連続18日で記録はストップ)。総合ランキングでも一気に首位に躍り出た。
 山羊座は二桁を三度記録しながら、最高位でも6位を獲るのが精一杯で総合ランキング最下位に転落。
 また双子座の陰に隠れながらこちらも堅実に一桁をキープしている牡羊座は完全に第一週の遅れを取り戻したようだ。

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